【Lab】「孤独」を求める。海外で学んだ、自分の時間の選び方

Lab

2024年から2025年にかけての1年間、オーストラリアに留学していました。
大人になってからの海外生活は、英語力以上に、私という人間の時間の使い方のOSを書き換える経験になりました。

シドニーは、快適すぎてつまらなかった

最初の留学先であるシドニーは、良くも悪くも東京に似ていました。
日系のお店もたくさんあって、ユニクロも無印もある。困ることは何もないけれど、なんとなく同じ日本人同士で固まってしまう日常。
英語を話そうと意識しても、日本人同士だと結局言いたいことが伝わってしまう。

「あれ、私なにを求めてここに来たんだっけ?」
便利で快適なはずなのに、どこか時間の無駄使いをしているような感覚が拭えませんでした。

シェアハウスでの違和感と決別

現地のシェアハウスでの生活も、私に大きな問いを投げかけました。
中国人シェアメイトとの些細な衝突、ルールを守らない同居人へのイライラ。
「英語環境にいるんだから」と自分に言い聞かせても、心の疲弊はごまかせませんでした。

そこで気づいたのは、気の合わない人と無理をして一緒にいることほど、人生において無駄な時間はないという事実です。

20代の頃なら、それも経験と割り切れたかもしれません。
でも、ある程度キャリアを重ねた今、無理な同調で消耗することは、自分自身に対する冒涜のようにも感じられました。

パースで見つけた、自分だけの夕日

その後移動したパース(西オーストラリア)は、私の肌に驚くほど合っていました。
日本人も少なく、少し田舎で、落ち着いた街。

元々海に興味なんてこれっぽっちもなかった私が、西側の海に沈む夕日の美しさに魅せられ、晴れたらビーチに行くようになりました。
シドニーの朝日(東側)には起きられなかった私が、パースの夕日を見るためなら動ける。

「あ、私はこっちなんだ」
誰かに合わせた選択ではなく、自分の心が動く方へ時間を使うこと。
孤独を選び、自分にとって心地よいものだけに囲まれる生活は、決して寂しいものではありませんでした。

ビジネスも「Flow」を整えること

この気づきは、今の私の仕事(Ops Partner)の根幹にも通じています。

ビジネスの現場でも、「なんとなく続けている慣習」や「誰も幸せにならない付き合い作業」が存在します。
それらを整理し、本当に必要なことにエネルギーを注げるように「流れ」を整えること。

私がお客様に提供したいのは、単なる業務効率化ではなく、パースの夕日を見た時のような迷いのない、クリアな時間そのものなのかもしれません。

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