〇〇さんは真面目ですねと言われたとき、皆さんはどう思いますか?
褒められている気がしないこともありますよね。
自分の性格をどう表現するか、悩むこともあるでしょう。
今回は、真面目さや弱さを正直に認め愛嬌に変えたリフレーム事例です。
Before:言い訳(正当化)として描く
37歳で語学学校のクラスに入ったとき、周りは20代前半の若者ばかり。
彼らが夜遅くまで遊び歩く一方で、私は真面目に授業に出ていました。
クラスの大半が20代で、若さが眩しいです。
日本企業でずっと働いてきた習慣でしょうか、私は授業にも遅刻しないし、課題もきちんとこなします。
やはり、社会人としての責任感が違いますから。
……うーん、どうでしょう。
少し説教臭さや優等生ぶった感じが出ていませんか?
本人はただ事実を書いているつもりでも、読者には「若者を馬鹿にしている?」と取られかねない表現です。
After:弱点(限界)として描く
そこで、真面目なんじゃない、体がついていかないだけだという本音をさらけ出しました。
「なんでそんなに真面目なの?」
若い子たちによく聞かれますが、違います。
私だって遊びたい。ビーチ行って、BBQして、夜中までパブで騒ぎたい。でもね、30代後半には無理なんです。
1日遊んだら、回復するのに2日かかる。
真面目なんじゃない。必死なだけです、生きていくために。
どうでしょうか?
責任感があるからと言うよりも、体力がないから無理と言い切った方が、むしろ清々しくわかるよ!という共感も生まれませんか?
文章術:弱みのリフレーム
これは弱みのリフレームです。
- 認める:こういう人間だと正直に言う。
- 落とす:立派だからではなくダメだからこうするしかないと理由を下げる。
自分を大きく見せようとする文章は、誰からも愛されません。
逆に、こういうところがダメなんです、情けないんですと自分から下りていく文章は、読者との距離を一気に縮めます。
ビジネスへの応用
競合他社に勝てる点(USP)ばかり探していませんか?
実は、今の時代に選ばれるのはすごい人(企業)ではなく、応援したくなる人(企業)です。
弊社は業界No.1ですという会社より、弊社はまだ小さいですがお客様への愛だけは誰にも負けませんという会社の方が、なんだか応援したくなりませんか?
完璧なスペックよりも、不完全な熱量。
弱さを武器にできるのは、小さなチームだけの特権です。

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